1954-10-02 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第61号
安藤国務大臣はこのビキニ環礁実験に関しまして被爆いたしました第五福竜丸の二十三名の被害者に対しまして、ことにその補償について非常に御関心と御努力をいただいておりますことを、私たち感謝いたしておりますが、先ほど外務委員会の席上においての安藤国務大臣の御答弁によりますと、目下アメリカ側に要求しておる賠償額は、二十五億という御答弁がございました。
安藤国務大臣はこのビキニ環礁実験に関しまして被爆いたしました第五福竜丸の二十三名の被害者に対しまして、ことにその補償について非常に御関心と御努力をいただいておりますことを、私たち感謝いたしておりますが、先ほど外務委員会の席上においての安藤国務大臣の御答弁によりますと、目下アメリカ側に要求しておる賠償額は、二十五億という御答弁がございました。
ビキニ環礁実験の犠牲になつた現地島民すら、堂々と国連に対し、原子爆弾禁止と被害の補償を要会しているのであります。(拍手)ところが、日本における外務大臣は、水爆実験に協力しなければならないという放言をあえて行なつているのであります。